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ココロのコンパス

仕事のことや心のことを中心に書いていきます。

【心理学】何が治療の成否を決めるか?~Lambertの研究~

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yuki@カウンセラーです。こんばんは。

最近暑くなってきましたね。

今日は心理学の世界では有名な

「Lambertの研究」を紹介します。

 Lambertの研究とは

これは、

カウンセリングの事例を研究し、

(確かかなりの数の事例)

どういう要因がカウンセリングにおいて

効果に結び付くのか、つまり

何が効いたのかを示したものです。

 

いきなりですが結果をドン!

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治療外要因

 運やクライアントが元から持ってる力、

 クライアントの友人関係など

 

・信頼関係

 カウンセラーとクライアントの信頼関係、

 クライアントの治療への理解など

 

・プラシーボ

 症状が治る期待があるか、

 治るとクライアントが信じられるか

 

・モデル・技法

 心理療法の技法、テクニック、

 理論・モデル

 

と、こんな感じです。

円グラフで結果が示されることが多いので

「Lambertのパイ」って呼ばれます。

 

治療外要因が1番…

そうなんですよ。カウンセリングの技法

や理論は15%程度しか効果がない!笑

むしろほとんどはカウンセリングで

コントロールができない部分なんです!

運とか、クライアント自身の力が大事。

それだけ人間本来備わっている力というのが

すごいということでしょう。

カウンセリングは月に1度とかなわけで、

「そのカウンセリングだけで治った!」

っていう方が滅多にないと思いますね。

クライアントさんの普段の生活が大事。

 

意外と大事なプラシーボ

治る期待があるかないかっていうのは

本当に重要だと思います。

要はクライアントが希望をもてるか

ですね。

自分の未来は良くなっていくと

自分自身で思っているか、

それが大きな治療の力になることが

言うまでもありません。

そのためにも、カウンセラーとしては

最初から小さな成功を作っていきたい

ところです。

作るというより「見つける」ですね。

「うまくいっている実感」を

見つけてあげる手伝いが

必要だと思っています。

 

そして信頼関係

カウンセリングでも教育でも

なんでもそうだけど、基盤は信頼関係。

例えば信頼関係ができていない生徒に

すごい怒ったら効果はありませんが、

信頼関係があれば愛情だと思ってくれるでしょう。

カウンセリングでも、

「この人となら一緒にチャレンジできる」、

「この人ならなんでも話せる」、

そんな実感をクライアントに持ってもらうこと。

 

僕もがんばろう。

 

まとめ

Lamberdのパイは「根拠が曖昧」など

批判はあるものの、

対人援助において必要なことを示唆している

と思います。

対人援助者は一度は触れるべき内容です。

 

そして、この研究から

最後に考えたいことは

カウンセラーは治療外の部分も

しっかり支援する必要があること。

 

例えば、クライアントに合った宿題を出す、

リソースを一緒に考えて引き出す、など、

治療外の部分が

もう少し有意義になるように働きかける

そんな姿勢がいいかもしれないですね。

 

これについては、

僕が良く学んでいるチームフローのトレーナー

宮越大樹さんのビデオが参考になります。

23期DAY11)コーチングの成功要因の40%をコントロールする【宮越大樹 コーチング動画】 - YouTube

 

ではでは!

 

明日から仕事、がんばりましょう。

 

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Lambert, M. J. (1992)

「Psychotherapy Outcome Research:Implications for Integrative and Electic

Therapists.」