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ココロのコンパス

仕事のことや心のことを中心に書いていきます。

BCGの最新コンセプト!「戦略にこそ「戦略」が必要だ」

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こんにちは、yukiです!

 

今日は最近読んだ本、

”戦略にこそ「戦略」が必要だ”

を紹介します!

 

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これはボストンコンサルティンググループの

最新戦略コンセプトである「戦略パレット」

を紹介している本で、とても面白かったです。

 

 

(この記事の目次です)

戦略パレットとは

本書で紹介されている戦略パレット。

それがこちらです。

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(写真はBCGのHPより)

bcg.perspectives - 『戦略にこそ「戦略」が必要だ』

 

縦軸に事業環境の予測可能性、

横軸に事業環境の可変可能性、

そして第三の軸として、景気の過酷さをとったのが

5つの戦略パレットになります。

 

それぞれの事業環境に対して適切な

戦略をとることで競合をリードしていく

というものです。

 

あとでそれぞれ

解説していきますが、

その前にそもそも

なぜ戦略に「戦略」が必要なんでしょうか。

 

戦略に「戦略」が必要な理由

戦略にこそ戦略が必要な理由は

2つあります。

 

1つ目は、

ファイブフォース分析が必要な場合も、

ブルーオーシャン戦略やオープン・

イノベーションが有効な場合もあるだろう。

しかし、たった1つの戦略アプローチが

何にでも通用する万能薬のように紹介されたり

認識されたりする傾向がある。

と本書には書かれていますが、つまり

戦略論やそれに基づくフレームワークが増殖し、

整理されていないことです。

 

僕も、多くのフレームワークやロジックがある中で、

それひとつひとつはどのようなものか

なんとなくわかっても、

「どういう時に使うべきフレームワークか」

という視点は抜け落ちていました。

 

そして2つ目は

事業環境が多様化し、必要な投資やリスクが

増大するなかで、最適な戦略アプローチを

どうやって特定したらよいのか

 という疑問に答えを出すため。

 

グローバル化、新興企業の台頭、IT化と

事業環境の変化スピードが速くなる中で、

経営者は戦略を適切に選択できなくなっている。

 

つまり戦略パレットは、

事業環境の多様化とそれに伴う、

戦略論・フレームワークの増殖という

ジレンマを解決し、経営者を導くコンセプトであると

言えます。

 

クラシカル

では、戦略パレット5つを

それぞれ簡単に紹介していきますね。

(この辺は上に掲載したHPにも

 のっているのでそちらをみてもOKです)

 

まずはクラシカル型から。

 

クラシカルは事業環境が予測しやすく

かつ市場は安定しており可変可能性が低い

環境です。

クラシカルの環境では、市場を分析し

自分たちのポジションを見定め、

計画を立て、着実に実行していくことが

必要です。

そのためポジショニング論や、各種市場分析手法が

有効です。いわゆる経営戦略というと

クラシカルを想像しがちですね!

 

例をあげると

石油業界や、精密機器、食品などであり、

ちなみに僕がいる会社も

クラシカルな戦略アプローチをとっております。

 

アダプティブ

事業環境の変化が激しく、しかし

業界を作り変えるのは困難な環境です。

この環境では自社の優位性は長続きしない。

主に変化が激しいIT業界があたります。

 

このような環境のためアダプティブ型の

戦略アプローチは

とりあえず実験してみて、そこから

学んだことを商品やサービスに反映させる

となります。アジャイル開発やデザイン思考なんか

がこのアプローチにあたるでしょうか。

www.kokoro-no-compass7.com

 

ビジョナリー

1つの企業が業界を想像し、

だからこそ、業界の未来もある程度描くことが

可能、そんな環境です。

より具体的には

・ほかの企業より早くメガトレンドを発見した時

・自社で業界を作り変えらえる技術革新が起きた時

と紹介されていました。

 

昔、コピー機を作り出した「ゼロックス」なんかが

当時のビジョナリ―企業の例です。

 

この環境では、

大きく事業構想を描くこと(ビジョンを持つ)、

それを貫徹することが重要です。

 

ビジョナリ―型に関係する戦略は

ブルーオーシャン戦略ですね。

 シェーピング

ある産業の発展期で

ルールなんかも未確立なとき、

シェーピングアプローチが適切な

環境だといえます。

 

この環境では、ほかのプレーヤーを

巻き込み、調整し、プラットフォームや

エコシステムを作っていく

オーケストレーターになることが重要です。

 

アップルのiOSやアリババの提供するサービスが

シェーピングアプローチの代表例です。

オープン・イノベーションをうまく使っています。

 

リニューアル

これは企業が赤字や債務超過で

建て直しが必要な時です。

ちょっと前のJALみたいな。

 

このときは事業の選択と集中をし

投資を抑制、経費を削減するしかありません。

 

危機を脱したらまたクラシカル、アダプティブ、

ビジョナリ―、シェーピングのいずれかの

戦略をとれるように準備もしておく必要もあります。

 

読んでみて

今、自分がいる会社の事業では

クラシカルな戦略が基本になっています。

しかし、多くの事業ポートフォリオがある中で、

戦略のポートフォリオも変わるはず。

 

すべてクラシカルでさばいてしまっていることが

問題であり、だからこそ新規事業が育たない気がしました。

こういう会社って結構あるんじゃないのかな。

 

経営者がクラシカルしかわからないのであれば

外部から人を雇ってきて、その人に

クラシカル以外の戦略が必要な事業は任す、

ということが必要です。

 

またオープンイノベーションや

アジャイルなど新しい手法がもてはやされる中で

そういう流行に影響されすぎず、

クラシカルな戦略を適用すべき事業では、

クラシカルな戦略をしっかり実行することも

大事だよね、ということも身に沁みました。

 

経営企画の人間として、

・最新の経営手法にもてはやされすぎない

・一律の戦略アプローチではなく事業にあった

 戦略アプローチを考える

を意識して仕事していきます!

 

なんらかの形で、事業戦略や経営戦略に

関わる人には絶対おすすめの本なので

ぜひ!

BCGは戦略パレットが体験できる

ケータイゲームアプリまで出してましたね笑

本気で広めたいのかな。

 

以上。シェア、ブクマ等歓迎です!

ではでは~